ワンピース1097話ネタバレ!|痛みの代償は己で…
そして老人たちから取ってあげた痛みは・・・。
くまは自分自身で肩代わりし苦しんでいるのです。
それを毎週続けているくまを心配するジニー。
取ってあげた痛みや苦しみを放っておいたら本人の所へ戻っていくのですね。
そして月日は経過し4年後のくまが22歳になったある日…。
ジニーがくまに求婚!!
しかしくまは自分の両親たちが父親がバッカニア族の血筋であるためにバッカニア族でもない母親までが迫害を受けたことから妻は娶らないと決めているようです。
そして自由軍としてすでに活躍するドラゴンの手配書を見て憧れを抱いていました。
そしてくま25歳の時…。
くまが住むソルベ王国南部の人たちが次々と攫われてしまいます。
ジニーはくまにプロポーズしていたわけですが、くまは結局ジニーとは結婚できなかった…
その理由が、くまは自分が天竜人という神に呪われたバッカニア族だという自覚があった事にあるようですが…
自分と父母の運命からして…また、天竜人がこの世に存在する以上、くまは自分が家族を持てば同じ事が起こり、家族を巻き添えにしてしまうという事を恐れるのはわかるわけですが、くま自身、大好きなジニーとそんな理由から結ばれるわけにはいかないと思ってしまうのは、やはり呪われていると感じますし、あまりに不憫すぎますよね…
天竜人達が存在する以上自由にはなれないというのはバッカニア族だけでなく、全人類にも言える事ですが、それだけにくまが天竜人を倒そうとする勢力に属する事になるのは自然な流れだと感じますし、それがまた大好きな人と結ばれる事の障害にもなるでしょうから、やはり天竜人という存在がこの世から消え去らないと人類は当たり前の幸福すら謳歌する事さえできない…
やはり人類は天竜人という神に自由を奪われていると思います。
ONE PIECE世界の人々はそれに気づいていると思いますが、それでもそれを変える為の手立てさえ見つからない…
いや、わかってはいるが、自由を奪われた日々の安寧を優先し、戦う事から目を背けているのかも知れないですね…
何にせよ、くまの過去編では天竜人がどんなに人々から大切な何かを奪ってきたのかを強調して描かれているように思いますし、彼らがいる限り、世界は今以上に発展するような事はないように感じられますよね…