ロックスが世界の王を目指した理由|莫大な財宝より世界の覇権?
莫大な財宝より世界の覇権?
個人的に、ロックスは天竜人達から財宝を奪って豊かになって喜ぶような男ではなく、それよりもやはり世界の覇権を握る…
つまり、世界の王になるという事に価値を見出していたような男だろうと思います。
財宝…お金を手に入れても使えばなくなるわけですが、一度世界の覇権を握れば権力を手にするわけですし、何もしなくても世界中から財宝が集まってくるはずで、海賊として終わりの無い流血と略奪の日々から解放される事になりますよね…
ロックスは基本的にそういう事を考えるタイプだったんじゃないかと思うのですが、そうなるには、やはり覇権を持っている人間からそれを奪うというのが海賊らしい非常にシンプルなやり方だと思います。
誰にも負けないという自信が無いとできないと思うのですが、ロックスにはその野望を実現する為に必要な自分の強さに裏付けられた自信があったのでしょう…
仮に誰かに敗れ去り、夢を果たせなかったとしても、誰かに支配されたまま人生を終えるよりは有意義な生き方であるというような想いもあったのではないかと思います…
人間死んだら骨だけで、骨になるか世界の王になるか…!?
ただそれだけだというような生き方を貫き、結果的にガープとロジャーによって倒されてしまい骨になってしまったわけですが、そのような生き方はまさに名前にDを持つ者の特徴なんじゃないかと思います。
自分の思うままに生き、笑いながら死んでいくという人生には、『自由』という二文字が非常によく似合いますよね…
しかし、そういうDらしい性格と共にロックスはDの意味も知っていたんじゃないかと思うんですよね…!