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ニカ伝説は世界政府最大の脅威!?|ワンピース1096話考察

ワンピース考察
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ニカ伝説は世界政府最大の脅威!?|民衆に希望は不必要?

 

民衆に希望は不必要?

天竜人達は下々民をゴミとか虫ケラと呼び、サターン聖は人間の命など湧いて出てくるというような発言をしており、やはり天竜人達は下々民を人間とは見ていない…

彼らから見れば、下々民は立場や種族を問わず自分達のために存在する『奴隷』という生き物なんでしょう…

その奴隷という生き物には思考や感情があり、自分達に奉仕するにストレスを感じるという不都合な特性があり、そのストレスから解放されたい逃げ出したいというような厄介な特性も持っている…

それは奴隷達が希望に縋るという特性も持つ故であり、永遠に終わらぬ奴隷生活の先にもいつか解放や幸福が待っている可能性があると感じるのが希望ですよね…

天竜人達にとって下々民が抱く希望というポジティブな要素は非常に不都合でしょうし、希望など抱かず大人しく絶望していてくれた方が楽で安全ですよね…

ですから、天竜人は下々民からその希望自体を奪う必要がある…!

これまで幾度も取り上げさせて頂きましたが、ワノ国の兎丼の囚人達は奴隷として働かされている現状を平和とし、彼らを解放しようとするルフィに余計な事をするなと言っていましたが、あれは世界の集約みたいな話であり、おそらくONE PIECE世界の下々民達の多くは兎丼の囚人達と同じような精神で生きている…

下々民のほとんどは、どうにもならない世界の仕組みに対して萎縮適応していると言えると思いますが、天竜人達すればそれが理想的な奴隷の在り方であり、希望を抱いて自分達に歯向かったり逃げようとされたりするのは不都合なんですよね…

その希望を狩り取り、従順な奴隷達を育てていくという活動を天竜人達は世界政府という道具を使って行ってきた…

ですから、やはり第1096話でくまがサターン聖に対して口にするセリフは、くまを殺しバッカニア族を滅ぼす理由をそのまま直接現していると言えると思うんですよね…

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