ギア5強制解除後の老化の意味|日の出と日没
日の出と日没
ギア5を発動したルフィは『太陽の神ニカ』の能力者になっているわけですが、今のところ太陽というイメージを持つような雰囲気はあっても、明確に太陽と直結するような要素は見せていませんよね…
しかし、第1094話を読んで感じたのですが、ルフィの解放のドラムをキッカケとするギア5の発動、時間切れによる老化、解放のドラムと共に再びギア5発動という流れを見るに、これは太陽の『日の出と日没』を現しているのではないかと感じます…
太陽は朝に姿を現し、夕方になると沈んでいくわけですが、現実世界での太陽神の伝説や太陽についての古代人のイメージでは、太陽は日没によって一度死んで、朝には蘇るというような認識があったようです。
それを重ねて考えると、解放のドラムは日の出…夜明けを告げる合図であり太陽の心臓の鼓動の音!
しかし、それも時間経過と共に日は傾いていき、日没を迎える…
ギア5はそのような、太陽の運行と同じイメージなんじゃないかと思うんですよね…
夜明けには元気いっぱいで姿を現し、日中はその元気を振りまき、そして、死んでいく…
一日の太陽の運行は一人の人間の人生にも例えられますから、やはり『日没』には老化してしまうのではないでしょうか?
ニカが太陽の神と呼ばれているのには、そういう特徴のイメージも付与されているんじゃないかと感じるんですよね!
しかし、そう考えてみると、ルフィはギア5を発動し強制解除されるまでの過程で、彼の肉体は『一日』を体感しているのではないかと思うんですよね…
仮にギア5の発動から強制解除までが1時間だとしたら、ルフィの身体にとってはその1時間が1日に相当するんじゃないかとも思います…
それは、やはり寿命を削る事になるんじゃないかと思うんですよね…