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ルフィはボルサリーノを親友殺しの罪から救う?|ワンピース1094話以降考察

ワンピース考察
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ルフィはボルサリーノを親友殺しの罪から救う?|平和に対する認識の違い

 

平和に対する認識の違い

ボルサリーノは海軍にいるわけで、世界政府加盟国の平和を守るのが役目であるわけですが、自分には悪党を退治するしか平和を守る手段はない…

というか、『今』を守るしかできないんですよね…

五老星のような政治家であるなら、また違ったことができるかと思いますが、海軍という立場からは今を守るしかできない…

しかし、今が平和かと言えばそうではないですよね…

天竜人達は非加盟国だけでなく加盟国の人々もひっくるめて全ての人々の人権を認めていないと見えますが、自分も含め、世界最強の権力者達から人権を奪われているという立場で平和もへったくれもない…

仮に、今日、自分が守った人々がいるとして、その人々が明日、天竜人達の奴隷にされたり気分次第で射殺されるというような状況は厳然として存在し、その天竜人を自分達は命懸けで守っているんですよね…

そんな皮肉があるでしょうか?

そんな皮肉が実際に起こる可能性がある日常を平和と呼ぶなら、それは完全に平和の認識が狂っているでしょう…

ボルサリーノがベガパンクまたルフィとそんな問答をする可能性は低いかと思いますが、ボルサリーノがベガパンクを殺したくないというのは紛れもない本心であり、ボルサリーノはルフィから『何でお前達がりんごのおっさんを殺してぇんだよ?』と尋ねられ『殺したいわけないでしょうが』と答えています。

ルフィなら、その言葉から何かを感じ取ると思うのですが…

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