ゾロのルッチ戦での黒刀化の可能性｜条件を満たした上でキッカケが必要？
条件を満たした上でキッカケが必要？
先程書かせて頂いたように、ゾロはすでに愛刀を黒刀化し得る条件は満たしているように思います…
しかし、何がが足りない…
スポーツの世界なんかで、身体能力的には絶対にできるはずなのに、何故か出来ないという事がありますよね…
例えば陸上の男子100メートルで10秒00という記録が誕生してから、9秒台に突入するまで18年かかったわけですが、その間に近い記録を出す選手は何人もいて、おそらくその選手達にも9秒台の記録を出す力はあったんじゃないかと思いますが、何故か出なかった…
しかし、1人が9秒台を出した、それから続いて複数の選手が9秒台を記録するというような事がありました…
例えとしてはズレているかも知れないですが、何か物理的には説明がつかない『壁』みたいなものがあったんじゃないかと思います。
常識的な視点では絶対に見えないような壁…
黒刀化にはそういうものに対する気づきが必要であり、条件を満たした上で、それに気づく事がキッカケで、全ての刀剣は黒刀になり得るのではないでしょうか？
個人的には、やはり刀剣を単なる武具ではなく人格…いや『刀格』というべき意思を持つ存在であり、も剣士がその刀格をしっかりと認識し人格と刀剣の刀格が共鳴する事により、刀剣はみずから覇気を纏うんじゃないか…そんな風に思うんですよね…
ゾロは閻魔に朧気ながらもその刀格を見出しているとは思いますが、まだ閻魔を刀剣として見ている…
普通、刀は刀であり、そこに意思があるなんて思わないものですが、それは人間の常識的な概念に過ぎず、そこに自分と同じような意思があると言う気づきこそが黒刀化のキッカケではないかと思うんですよね…
