黄猿ボルサリーノ非情!|悪は悪、罪は罪
悪は悪、罪は罪
ボルサリーノは戦桃丸に全面降伏する事を勧めるようですが、戦桃丸はそれを拒否し、あんたが仲間であるベガパンクを抹殺しようとなんて信じられないと率直な気持ちをぶつけるようですが…
ボルサリーノは戦桃丸のその率直な気持ちに対してベガパンクは禁じられている空白の100年の研究をしていたのだから、それは罪であり悪だとして、世界政府の命令に服する意思を戦桃丸に突きつけるようです。
ボルサリーノがどんな男かはまだよく分からないわけですが、おそらく今回の作戦の司令官としてやってきたのは自ら志願したのではないかと思います。
世界政府の意思であり命令なわけですし、今の世界情勢から他に適任者がいなかったような事情もあるでしょうが、ベガパンクが抹殺されるのなら、逆に、せめて自分の手で…と考えたのかも知れないと思うんですよね…
飄々として何を考えているか分からないですし情があるのかどうかも分からないですが、あの戦桃丸がオジキと呼び慕うくらいですから、ボルサリーノには確かに嬢があり、優しい人間味もあるのでしょう…
自分なら苦しめずに抹殺する事ができるとか、そういう事を考えているのかも知れないなと思いますが、ボルサリーノがそこまで海軍大将として徹する事ができる理由はどこにあるのでしょうか?
サカズキも職務の為なら一般市民をも虐殺してしまうような強烈な意思があるわけですが、ボルサリーノもそういうところが見えますよね…
どっちつかずの正義というスローガンの割には徹底的じゃねえかと思えてしまいますが、どっちつかずの正義というのは、どういう立場だろうと真実は変わらない…つまり罪は罪であり、罪は悪であるという事は変わらないという意味なのかも知れないですね…
空白の100年の研究が禁じられているという法は真実であり、ベガパンクがその法を犯したのも真実だという事…
ボルサリーノは真実に重きを置く男なのかも知れないですね…