ガープ最後の授業の意味|ロジャー、白ひげ、おでん様に共通
ガープ最後の授業の意味は?〜ロジャー、白ひげ、おでん様に共通〜についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
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この記事ではガープがコビー達に残した最後の教えについての考察を
- ガープ最後の授業の意味|ガープの教えについて
- ガープ最後の授業の意味|ロジャー達と同じ思想
- ガープ最後の授業の意味|コビー達は自立できるのか?
以上の項目に沿ってご紹介しております。
ガープ最後の授業の意味|ガープの教えについて
ガープ最後の授業の意味は?〜ロジャー、白ひげ、おでん様に共通〜
第1088話ではガープがその身と行動でもってコビー達に最後の教えを示す展開になるようですが、その教えとは?
今回はそれについて色々と書かせて頂きます!
ガープの教えについて
ガープは教官として若い海兵達に実戦訓練だけでなく海兵としての何たるかを教えるような授業も行っていたようです。
まだコビーが初登場時と変わらない姿である時分、コビーはその授業を受け、ガープから『赤ん坊と老人と自分がいて二人しか乗れない船があるとして、どちらかしか助けられないという状況にある際、どちらを助けるか?』という質問をされ、コビーはそれに対して『自分は船に乗らない、そうすれば二人とも助かる』と答えますが、それによりガープから大目玉を喰らうようです。
生い先短い老人よりも若者を優先しろとガープは叱るわけですが、コビーはそれには納得がいかない雰囲気で、ガープは他の教官から人命の価値は平等なんだから二度とあんな事を教えないでくれと叱られますが、ガープはそれを受け入れない…
民衆を守る立場にある海兵の心構えとしてはガープの教えは偏見に満ちていて間違っていると言わざるを得ないですが、人間としては間違っているとも言い切れない…
ガープの教えは海兵としてというよりは人間としての教えだったように感じられます。
人命の価値は平等ですし、老人にも未来はあるわけですから、ガープの教えは非常に極端ですよね…
しかし、仮に自分がその質問の中の老人であったとしたら、自分より若い海兵を犠牲にしても生き残りたいと思うのかと考えると、ガープの質問は人の本質をついたものであり、質問と答えを提示したガープ自身が老人であるわけですから、ガープは若者に命の使い方を誤らないようにして欲しいという思いからコビーにそんな教えを示したのではないかと思います。
また、ガープは老人の身として老人は若者こそ世界の未来そのものであるという意識をもって生きるべきだと考えているのでしょう…
それはまた、他のキャラクター達にも共通していますよね…