ピーター聖のいう『永い戦い』｜世界を支配する理由は人間至上主義？
世界を支配する理由は人間至上主義？
イム様達は何故、巨大な王国と全面戦争をする事になったのでしょうか？
イム様達にとっては巨大な王国が持っていた思想が不都合であるようですが、やはりその思想は人が人を支配するという事を否定するような新しい世界の在り方につながるようなものだったのか？
そうだとすると、当時の王達からすれば自分達の立場が危うくなるわけですから、そんな思想は絶対に許容できないと考えるのはよく分かるような気がしますが、それだとするなら今のようにそれをひた隠す必要はないんじゃないかと思います…
そういう考え方もあるが、世界政府と加盟国はそれを認めないというスタンスを貫けば済む話ですし、また、二つの思想がぶつかり合いイム様達が勝っただけの話ですから、そこに罪があるといえば微妙…
どちらかが絶対に正しいというのは誰にも分からないわけですしね…
イム様達が支配に拘るのは、単純に支配者という自分達の立場を守る為であると思われると共に、おそらく人間という種族が世界の頂点にあるという形を守る為だったかと思います。
ONE PIECE世界のほとんどの国は人間の王が支配していますし、イム様と五老星達もおそらく人間ですよね…
種族差別も関係し、イム様達は人間という種族が支配する世界を美しく正しい世界だとする思想を持っていて、それは自分達以上の存在を認めないという事にもなるでしょう…
かつて神と呼ばれたルナーリア族もイム様達は認めない、その結果がルナーリア族が『滅びた』とされているような状態になっているのに結びついている…
個人的にはルナーリア族は滅びずに地底なんかに隠れ住んでいる可能性が高いと思っているのですが、イム様達が人間以外の全ての種族を支配下に置くか滅ぼすまで戦いは終わらないのかも知れない…
巨大な王国が種族融和と自由平等の思想を持っていたとしたら、イム様達は人間至上主義により人間が全ての種族を支配し、更に自分達がその上から人間以上の存在として支配する世界を完全完璧な世界だと考え、その体制を永遠に守る為、宇宙からの侵略などからにも対抗しうる力としてマザーフレイムの力が必要なのかも知れないですね…
この記事の紹介は以上になります。
最後までお読み頂き、誠に有難うございました！
【その他のワンピース関連記事】
空白の100年は日本史空白の150年がモチーフ！？｜ワンピース最終章考察
Dの先祖達がDの意味を語り継がなかった理由｜ワンピース1087話以降考察
