【ワンピース考察】くまが天竜人の奴隷である事の意味|ソルベ王国は神を否定する思想?
ソルベ王国は神を否定する思想?
甲塚的に、くまは常にBibleを持ち歩いている事から、聖職者的な役割を持つキャラクターだと思えます。
つまり、彼のBibleに書かれている神を、彼は信仰していた。
ソルベ王国とは、そのBibleに書かれてある神の教えを政治の根本思想としている国であるのでは?
要するに宗教国家だったのではないでしょうか?
それならば、国王と言う立場も他国とは在り方が違う可能性が高いでしょうから、くまの少年時代のイラストもなんとなく受け入れる事ができます。
神の前では、国王だろうが平民だろうが全て平等ですからね。
しかし、ONE PIECE世界には、誰がどこからどう見てもその器ではないにも関わず自らを『神』と名乗る人間達が存在します。
そう、天竜人の事です!
天竜人は、天竜人以外の人間は全て奴隷としてみており、天竜人以外を差別しています。
もし、くまやソルベ王国で天竜人でない神が信仰されていて、その神が自由、平等、博愛主義を掲げてその思想を世に広める…つまり布教活動なんか始められたら、それとは対極的な考えを持つ天竜人から見れば神を否定している事になる…
つまり、天竜人への反逆行為として処分する事ができるという事になってしまう。
一人の天竜人のために海軍大将が動いたりするわけですから、全ての天竜人にとって不利益な存在であるなら、それは世界政府そのものを相手にする事になるでしょう。
くまは、自分の国と信仰を守る為に自分自身を犠牲にする道を選んだのでは?
それではまるでイエス・キリストのようですが…