ONEPIECE第1074話展開予想3｜『くま』の人生について
『くま』の人生について
ステラは『くま』に直接記憶を見せてくれと言っていましたから、もしかしたら既に見ている可能性も考えられ、それが記憶に触れようとしたボニーを止めようとしたのに繋がっているんじゃないかとも思えますが…
しかし、ボニーについては初見になるんでしょうね…
ボニーは『くま』と記憶を共有している部分が多いとは思いますが、ステラがいうように隠している事があるわけですから、過去編はそれがメインになるでしょう…
気になるのは、ボニーと『くま』に血縁があるかどうかで、隠し事についてはそれが関係しそうですが、ボニーは『父は自分が特殊な種族だと言っていた』と口にしていますから、それからしてボニーは血縁が無いというのを知っているという感じもありますが、ボニーもベガパンクの年齢を物質化する能力を見せており、同じような能力を持っている事から血縁である可能性もあり、それも明らかになると思いますが…
『くま』の過去編で重要なのは、彼が何の種族であるかという事と、何故政府の言いなりにならねばならなかったのかという事だと思いますが、それにはやはりボニーが原因になっている可能性が高いと思われ、またボニーにはその自覚がなく、ボニーにとっては非常にショッキングな内容になるのではないかと思います。
『くま』の人生はおそらく自己犠牲の人生だったかと思います。
家族や国民、また世界中全ての人間の幸福を優先し、自分の全てをそれに捧げてきたような人生…
神様や聖人みたいな生き方をしてきたゆえに、最後には自我というものすら捧げてしまったような…
『幸福な王子』という童話がありますが、それは町の中心にある自我を持った王子像が友達であるツバメと一緒に貧しい人々に自分を覆う金箔や宝石を分け与えていき、最後にはみすぼらしい姿になり、ツバメは死に王子像も溶鉱炉で溶かされたが、最後には神に召され楽園で幸福になるという内容…
『くま』の人生はそれに似た人生ではないかと思うのですが、おそらく『くま』はそんな人生でも幸福だったと感じているのではないかと思いますね…
しかし、そんな彼がマリージョアに現れて何をするつもりなのか？
