【ワンピース考察】流桜=覇気=波動!?|覇気を超えた覇気
覇気を超えた覇気
ヒョウ爺によると、ルフィが目指す覇気の使い方は、身体に流れる余分な覇気を一点に集中し、そこから流すことに極意があるようです。
これはおそらく、生体エネルギーの流れを意識的に一点に集中し、放出する事により触れもせずに相手の生命に直接ダメージを通すという事であるのかも知れない。
要するに、肉体と肉体のぶつかり合いではなく、生命と生命のぶつかり合いを可能にする方法であるのかも?
甲塚は別記事にて日本の武道『合気道』との類似について言及してきましたが、体格と体力差によらずに相手を制する事を理念とする合気道はやはりルフィが目指す覇気の使い方であるように感じられます。
甲塚的には、カイドウとビッグマムが傷ひとつつけられない怪物然としている秘密は、覇気による目には見えない鉄より硬い鎧を着ており、また生命に直接ダメージを与える術を会得している為に打撃には滅法強いゴム人間であるルフィが一撃でKOされてしまう打撃技を可能にしているのではないか?
どれだけ身体を鍛えても、どれだけ身体が大きくても、生命力は精神によるものが大きい為、やはり本当の強さは精神の強さによるものが大きいという事になるんじゃないかなと甲塚には思えます。
ヒョウ爺は歳をとった事と長期間の過酷な労働があったとしても、現役時代に比べて見る影もないほどに小さくなってしまっていますが、それはやはり諦めの心に支配された事による弱体化だったのかも知れない。
また、ルフィは体格に恵まれないながらも強敵を倒してきましたが、それは尋常ではないメンタルの強さから来ているものでしょうし、ルフィはカイドウに一撃で倒されていながらも、まだ四皇は全て自分が倒すという決意に揺らぎすら見せません。
ルフィが新たな覇気の使い方を会得するのは時間の問題でしょう。