覇王色の覇気の正体|覇王色の覇気について
覇王色の覇気について
覇王色の覇気は『威圧』の力だと表現され、覇王色の覇気を備える者がそれを放つと、周囲の格下の存在は意識を保てなかったり、金縛りみたいな状態にされてしまうわけですが、その仕組みはまだ説明されていませんね…
覇王色の覇気によって気絶させられた人々の様子を見るに、直前までは相手を舐めていたりするわけですが、覇王色にあてられると自分の意志とは無関係に倒れいるように見えます…
人間は恐怖や緊張が限界に達すると身体を動かせなくなったり、意識が飛んでしまったり、正常な判断が出来なくなってしまったりしますが、これは所謂パニック障害ですよね…
しかし、相手に対して恐怖を感じていない状態で威圧され一瞬で気絶してしまうとは考えられない…
もしかしたら全ての人間は共通して覇王色の覇気による威圧のプレッシャーを潜在的に圧倒的恐怖の対象として脳が記憶しており、そのプレッシャーを知覚した時点で生き延びる方法として、それ以上相手に逆らわない為に気絶するという条件反射的な行動を起こすのかも知れないと思えます。
また、武装色と見聞色とは違い覇王色を備える人間は百万人に一人といわれ、全ての人類がもつ潜在的な意志の力だという枠からは完全に逸脱しており、さらに血統によって遺伝しているような面もあります。
さらに格下ならば全て覇王色の影響を受けてしまうという事を合わせて考えるに、やはり覇王色の覇気を備えているものは、人類よりも上位の能力を持つ人類以上の存在の血を引く特別な存在なんじゃないかという可能性が出てきますよね…
覇王色の覇気が、仮に人類やそれ以外の生き物も含めたような生命を創造した神のような存在が持つ『神気』『神威』みたいなものだったとしたなら、覇王色が起こす現象は全て合点がいくように思います。