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ルフィの自由の概念|ワンピース最終章考察

ワンピース考察
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ルフィの自由の概念|自由と無法の境界は?

 

自由と無法の境界は?

『自由』とは思うままに振る舞う事を意味する言葉であり、その振る舞いは時に『無法』になってしまうわけですが、『無法』とは決まり事を破り、道理に従わないような事を指す言葉ですが、ルフィは海賊ですから基本的には無法者であるはずです。

世界政府加盟国の人間は国の法律と世界政府の法律に従って生きねばならないはずですが、そもそもルフィにはそれすら通用しない…
ルフィは加盟国であるゴア王国出身ですが、どこの国の誰の地を引いていたとしても『おれはおれだ』と考えているでしょう…
ですから、おそらくは基本的に他人に対しても同じ目で見ているはず…

家族や国という関係性を軽視しているわけではないでしょうが、それに縛られて自分の自由を放棄するような人間は嫌いだろうと思いますね…
モモの助やビビは王侯貴族であり、色々な関係性に縛られているとも言えますが、彼らは自分の意思でそれを受け入れ、自分で選んでいるわけですから、それに対してリスペクトを忘れないでしょう…どんな身分や立場であろうとも何かを言い訳にして納得しないまま生きるなんて考えられないのではないかと思います。

ルフィの生き方は、まず『自分』ありきであり、何かの決まり事に対して従うか従わないかは自分が決める事であり、他人から強要されたり合わせたりするのは自由の放棄だと考えている…

ルフィにとって自由と無法という境界は無く、法によって秩序が保たれている世界的ではルフィはやはり無法者ではあり、ルフィが自分をヒーローと認識されたくないのは、ルフィ自身が自分が無法者であるという意識を持ち、今までの戦いも決して正義の為の行動ではないという自覚を持っているからではないかと思います。

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