ベガパンクは独自の生命観を持っている?|生死すら古い概念
生死すら古い概念
ベガパンクはドラゴンに自分は死ぬだろうと言っていますが、それは自分が世界政府に抹殺される事を察知しているからだと思えます。
その任務を与えられたCP-0ルッチ、カク、ステューシーの三人は、ベガパンクは六体のサテライトを作っているが、それらは全てベガパンクであり、本体とサテライト六体全てを消して、はじめて任務達成となる…みたいな事を言っていますね…
サテライト達はシャカ、リリス、アトラスのセリフからして、おそらく全員が自分はベガパンクだという認識を持っていると思いますが、おそらくベガパンクは自分の命を六体のサテライトに分けたという事なのではないかと思います。
それはやはり、忙し過ぎる為だけに作られたものではなく、ベガパンクが生命を繋ぐ為に作られたものである可能性は高いと思います。
ルッチは、ベガパンクとサテライトの関係を理解できていないようですが、おそらくは誰もが理解はできておらず、事実を受け止めているだけなんじゃないかと思いますが、仮にベガパンクが死んでサテライト達が生き残ったとして、ベガパンクは死んだ事に変わりはないんじゃないかと思えますよね…
ベガパンクは生命というものの本質を解明していて、それだからこそサテライトに自分の生命を切り分けて与える事が出来ているという事なんじゃないかと思いますが、ベガパンクにとっては生死という事すら古い概念になっているんじゃないかと思います。