くまはもう元には戻らないのか?|くまには何か考えがあった?
くまには何か考えがあった?
ドラゴンがくまの身に起きた事について知っていたのは、自らイワンコフ達にそれに語ったらしき事からも間違いないと思いますが、結果、くまが人格を失う事はわかっていただろうに、何故止めなかったのか?
くまがパシフィスタの実験体となれば、革命軍はいつか、くまと同じ姿をした人間兵器と戦わねばならない日がくる可能性が高いですし、何より友人バーソロミュー・くまという人格がこの世から消え去る事についてドラゴンはどう考えたのか?
普通に考えてたなら、親友が『おれ、ロボットになる。人格もなくなる。』なんて言ってくれば、絶対に止めると思うんですよね…
親友の祖国が危なかろうがなんだろうが、そんな事は絶対に避けたいはずですが…
彼らは革命軍であり、天竜人達の理不尽な支配から民衆を解放する事が目的であるはずなんですよね…
くまが自分という人格一つで祖国を救えるなら、それで自分の人生には意味があったなんて口にしたりしたら、それ以上は何も言えなかったのかも?
しかし、くまが単にそれだけの為で志願したとも思えず、何か考えがあったのではないかと思います。
くまはパシフィスタが完成した後、天竜人達
のレンタル奴隷にされていましたが、それが元々決まっていた事だとしたら…?