空白の100年の歴史を隠す理由|空白の100年の隠蔽について
空白の100年の隠蔽について
ONE PIECE世界には900年前から800年前までの、約100年が『空白の100年』という歴史の消失期間があるわけですが、世界政府はその100年の歴史を調べる事を固く禁じていますね…
その理由は一般的には明らかにされていないようですが、民衆の間ではその理由について言及する事もタブーになっているような雰囲気ですが、そこまで隠すという事は世界政府と天竜人という支配者が生まれた経緯に薄ら暗い事情があるのだろうと、口にはしないまでも誰もが察しているだろうと思います。
しかし、何故『隠蔽』にこだわっているのでしょうか?
甲塚は、そんな薄ら暗いような、やましいような事情があるのなら、全く嘘の歴史をでっち上げて刷り込み方が良かったんじゃないかと思います。
空白の100年という時代を知る人間には通用しない情報操作ですが、教育という形で徐々に浸透させる事はできたはずで、数百年もそれを続けたなら、嘘の歴史は真実と呼べるものに近くなり『空白の100年』という言葉すら現代には残っていなかったかも知れないなと思うんですよね…
オハラの考古学者のような存在もいるわけですが、そこは古代文字の解読は世界を滅ぼす古代兵器の復活に繋がる恐れがあり、ゆえに人類は古代文字を捨てたのだというような理由ならば、誰もが納得できるように思いますし、また、巨大な王国という存在も世界を征服し民衆を苦しめた悪だったから『最初の20人』はそれを打ち倒し、民衆を救った英雄だと刷り込んだ方が良かったのではないかと思います。
『歴史の空白』というものを作り出して、それを『隠蔽』するというやり方は、あまりに雑すぎたんじゃないかと思います。
ポーネグリフを解読してラフテルに到達すれば全てはわかってしまうのでしょうが、そもそも『空白の100年』というものを作らず、空白を嘘で固めて古代文字の解読方法を消すことに徹底していれば、ロジャーがラフテルに到達する事も無かったのではないかと思いますが、空白の100年に『最初の20人』は何をやらかしたのでしょうか?