ドラゴンのセリフは空白の100年の真相|人間は他の種族を滅ぼそうとしていた?
人間は他の種族を滅ぼそうとしていた?
甲塚は、ドラゴンが『いらないものを淘汰した世界に幸せなど待っていない』というセリフを口にしたのは、グレイターミナル事件だけを指しているのではなく、一部の権力者達が繰り返してきた馬鹿げた凶行について言っているんじゃないかと思います…
現在、ONE PIECE世界のが『人類』の大半を占めるのは人間でしょう。
世界会議に参加していた国王達の様子を見ても、人間以外の種族は魚人族だけだったように見えます。
その魚人達もフーズ・フーが『魚人の歴史は奴隷の歴史』と言っていたように、今も尚、差別と迫害は続いており、天竜人やステリーは魚人族を『魚類』と呼んでいました…
また、世界政府はこれまでの歴史で世界政府存続に対して不都合な存在を消去してきたようで、五老星はそれを『掃除』だと呼んでいましたが、甲塚は、もしかしたら大昔に人間の一部の権力者達が結託し、人間以外の人間にとって不都合な種族を滅ぼそうとしたような歴史があったんじゃないかと思っています。
それが『空白の100年』の間に起こった戦いだったんじゃないかとも…
それには、巨大な力が必要だったんじゃないかと思うのですが、それが『イム様』であり、世界政府の創造主である『最初の20人』はイム様の何らかの力を持って使ってそれを実行し、『いらないもの』を処分した世界を自分達にとって良いものに作り変えようとしたのかも?
しかし、おそらくはジョイボーイの戦いがそれを阻止し、人間以外の多くの種族が今に続いてきたのかも知れないと思います。
ジョイボーイが人間には知られておらず、他の種族には伝説として受け継がれているのは、そういう事情からではないかと…?