何故MADSからクイーン、シーザー、ジャッジのような外道が生まれた?|命には特別な価値などない?
命には特別な価値などない?
ルフィとブルックは『人間死んだら骨だけ』というセリフを口にしていますが、それはネガティブな意味ではなく、それだけに人生には、命には価値があるのだという事を強調している意味なんだと思います。
しかし、取りようよっては『人間死んだら骨だけ』なら、生きている時にも血と肉と骨の集まりが、ただ泣いたり笑ったりしていて、それにも意味がないという考えになったり、また、価値があるのは力や何かの才能がある者だけだという選民思想も生まれてくるのではないかと思います。
天竜人達は自分達を神と名乗り、神の命には価値はあるが人間の命には価値は無いと考えているように感じられます。
でないと、あれだけ簡単に命を奪ってしまえるなんて事にはならないでしょうからね…
クイーン達は精神的には天竜人と同じであり、それはカイドウにも言える事かも知れないですが、結局、そういう考えを持つ者の末路は『孤独』しかない…
天竜人も孤立した存在だと言えますが、そういう考えが間違っているとか正しいいう答えを誰もわからないわけですから、自分達で答えを出すしかないんですよね…
ただ、それが限りなく間違っていると感じるから、人は違和感や嫌悪感を感じますし、怒りもおぼえるでしょう…
命には価値がないという価値観は、絶対に命をある者に受け入れられないものですし、また、命は全て等価値だと考えないと世界は破綻してしまう…
世界を破壊しようとする者の末路もまた孤独であり、最終的には『世界』には勝てないと思いますね!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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