何故MADSからクイーン、シーザー、ジャッジのような外道が生まれた?|血統因子発見が原因?
血統因子発見が原因?
甲塚はベガパンクがMADSで行っていた兵器研究の目的は史上最強の兵器を作る事であるが、そんな兵器を抑止力として戦争や犯罪を撲滅する事だったんじゃないかと思います。
過去記事にも書かせて頂いていますが、民衆が安心して暮らせる平和な社会を作る目的でベガパンクは誰にも逆らえないような兵器を作るのが最善だと考えていた…
その為に、あらゆる分野から『最強』の形を模索していたが、その中で発見されたのが生命の設計図であるという『血統因子』…
おそらくそれは、生物がどんな物質によって構成されており、また、その構成がどうなっているかという事を解明するようなものなんでしょうが、現実世界の遺伝子学では人間とバナナは60%は同じもので出来ているなんていう事がわかったりしていて、人間の肉体を構成しているものについては、ほぼ解明されているのだと思いますが、それは、人間というものが特別なものではないというような考えにも繋がるのではないかとも思えます。
多くの人間は人間や動物の存在の仕組みを全て知ったとしても『命は尊い物』であるという考え方は変わらないと思いますが、もし、自分の手で生み出したり、好きなように弄って改造できたりしたらどうでしょうか?
命に対する倫理観が根底から覆されてしまう人間が出てきても、不思議ではないように思えます。
命というものをそういう目で見たなら、それを知り、操作できる自分達は神にでもなったような気になったりするのではないか?
おそらく、パシフィスタという非人道的な人間兵器を作ったとは言えどもベガパンクはそんな事ないと思いますが、他の三人は神にでもなったようなつもりになってしまったのかも?