カイドウの妻、ヤマトの母親の存在は？｜カイドウが子供を残した理由
カイドウが子供を残した理由
人間が子を作るという事は、生物としての本能であり、人の営みとしては自然な事ですよね…
また、カイドウは野生動物の世界のように強い者が弱い者を従え支配するというのが自由平等な世界だと考えていたようですが、妻を娶ったり子供を作ったりする事は、守るべき者を作る事になりますよね…
仲間や部下を作る事も同じなわけですが、カイドウもやはり、自分が築いたものを受け継ぐような存在が欲しかったのでしょうか？
どんなに強くとも、築いたものを受け継いだり、自分の存在を語り継ぐ存在がいなければ忘れられてしまうものであると言うのはロックスという男の人生から学んでいると思いますが、やはり、カイドウは自分が生きた証を後世に残したいという思いが強かったのだという事でしょうか？
それは言動の端々に見てとれますが、子供を作るという事はそんな単純なものではないかと思います。
カイドウが子供を作ったのは、やはり、妻を深く愛していたからではないでしょうか？
自分の何かを受け継がせたいというよりは、妻の生きた証としてヤマトを認識していたのかも知れない…
だから、自由を与えず、ずっと手元に置いておきたかったという思いが少なからずあったのではないかと思います。
武骨で不器用であるが故に、所有物として扱う事でしか、親子関係を築いたり保つ事ができなかったのではないかと感じます。
甲塚は、ヤマトがカイドウの敗北と別れをどのように捉え、何を思うのかが、非常に興味深く注目しているのですが、どんな父親であろうとも、親に変わりはないという思いではあって欲しいと思いますね…
親がいなければ、子は生まれないわけですから…
最後までお読み頂き、誠に有難うございました！
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