覇気という力の正体|見聞色の覇気について
見聞色の覇気について
魚人島の故・オトヒメ王妃は生まれつき強力な見聞色の覇気を持っていたと言われ、周囲の人間の心の動きや考えている事を敏感に察知していたようです。
オトヒメ王妃はシラウオの人魚であり、生まれつき人の何倍も身体が弱かったわけですが、それでも強力な見聞色の覇気を持っていたという事は、やはり覇気が魂の力であるのだと改めて感じますが、人間が持つ感覚器官でも見聞色の覇気に似たような超感覚を発揮する事もありますよね…
普通なら聞こえないような距離にいる人間の声を聞いたりするような聴覚や、数キロ先のものが見える人間もいますから、それは五感の延長なんだと思えます。
しかし、心の動きを察したり、普通なら肉眼には見えないものを見たり、少し先の未来まで見えたりするというのは、明らかに魂の感覚でしょうね…
現実世界ではそれは『勘』とか『第六感』として認識されていますが、人間は何故それがわかったのかという事を明確に説明する事はできずに、未だに人間に神秘的な部分だと認識されていますが、それは人間が魂という存在の有無を否定も肯定もできないし説明もできないのと同じであり、ONE PIECE世界では『見聞色の覇気』だと認識されている事なんだと思います。
武装色については現実世界では夢のような力だと感じてしまうようなものですが、見聞色については日常生活でも大いに第六感に頼っているはずだろう現実世界の感覚で非常に身近でわかりやすい力かと思います。
また、ルフィはズニーシャや海王類達の声を聞き、ロジャーは更にポーネグリフからもなんらかの声を聞いていたようで、それは『万物の声を聞く力』と呼ばれていますが、それが見聞色の覇気が拡張したものであるかどうかはまだ明確にされておらず、全く別系統の力だったりするのかも知れないですが、魂が発する声を魂で聞くという同じ仕組みではあるんじゃないかと甲塚は思っています。
甲塚はルフィとロジャーはズニーシャや海王類達の声は聞こえているが、何を喋っているのかよくわからない様子なのは、その言語が古代文字とか古代言語だからじゃないかと思っています。
雰囲気で内容がわかったりはしている程度であり、古代文字を読めるおでん様は内容がわかっていたとか…
モモの助はズニーシャと喋っていましたが
古代文字の知識はない…
しかし、習わなくても本能で理解できたりしているのではないかとも思います。
また、一番謎なのが覇王色の覇気ですね…