尾田先生のメッセージの世界会議で起こる事件についての考察|世界政府、真の役割
世界政府、真の役割
くまの人生は世界政府の犠牲そのもの…
もし、くまが世界政府こそ天竜人に対する唯一の対抗勢力として考え、世界政府を守るためにその人生を捧げてきたとしたら…
世界政府は『空白の100年』明けに20人の王が創設したと言われており、800年の時を経て現在その加盟国は170以上を数えるようです。
また、最初の20人の王達は世界政府を創設しながら、何故か王位を他人に譲り、マリージョアに移住し、天竜人となりましたが、唯一アラバスタのネフェルタリ王家のみ移住を拒否したので、厳密には19の王家が天竜人の子孫になっているわけですな。
甲塚が疑問に思うのは、何故20の王族が世界政府を創設し、何故ネフェルタリ王家が地上に残ったか?
そして、何故世界政府は天竜人の支配を容認しているか?
なんですよね…
世界政府加盟国は『天上金』を支払う事で世界政府への加盟を認められているようですが、それが天竜人に流れているのは明白…
その天上金は各国の民衆の血税から捻出されているはずですが、そう考えると何故そこまでして天竜人に尽くす必要があるのか?ということになります。
そして、天竜人は特に世界政府に恩恵を与えているようにも見えません…
世界政府が団結し、天竜人に対して反抗すれば不当な支配から解放されるのではないでしょうか?
くまは、もしかしたら空白の100年と世界政府創設の秘密を知り得、その先にある世界の運命すら知っていた…
天竜人による支配を不当であると考えない人間はいないはずです。
なら、それをどうにかしようと考える人間が現れない方が不思議…
天竜人に逆らえば、国一つとて簡単に消えるというくらいの力を天竜人は持っているようですが、逆らう国々をいちいち消していたのでは、自分達の首を絞める事にもなります。
世界政府加盟国の王族達が私欲を捨て、保身に走る事をやめて団結すれば、それは少なくとも天竜人にとって脅威となりうるはず。
世界政府創設の秘密…
世界政府はその調査も禁じていますが、もしかしたら天竜人が世界政府を作ったという歴史自体が嘘であるのかも…