リンリンとカイドウの海賊王観｜ONEPIECE1040話考察

ワンピース考察

2022.02.14 2022.02.13

リンリンとカイドウの海賊王観｜カイドウとリンリンは臆病

甲塚は、他人を意図的に支配しようとするタイプの人間は、どんなに強かったり頭が良かったりしても、根が臆病なんだろうと思います。

例え家族であれ兄弟であれ、血が繋がっていても自分とは違う人間ですから、自分の思い通りにならなくて当然だと思います。
それを無理矢理にでも自分の思い通りにしようとするのは、ワガママであると同時に自分の思い通りにならない他人に対する恐怖からきてるんじゃないかと思います。

また、自分が支配されたくないから他人を支配するというのも臆病からきていると思います。

カイドウとリンリンは自分の子供達さえ支配してしまおうとしていますね。

リンリンは自分から去る人間を憎みますが、それは少女時代のトラウマが原因であり、リンリンは自分から去る人間というのが怖くて仕方ない。
カイドウはヤマトが自分の思い通りにならない為に殺そうとさえしましたしね…

例え神のような圧倒的な力を持っていて世界を支配したとしても、それによって自分の心が救われたり、安寧を得たりはできないと思います。

世界で一番自由だという事は、何も怖くないという事でもあると思います。

ワノ国編でのルフィとモモの助のやりとりを見ていて、そんな事を感じたいたのですが、モモの助はカイドウに噛み付いたあと、ルフィからそれ以上怖い事があるかと尋ねられて『無い』と答えていました。

人間は常に何か漠然とした恐怖心に囚われているものだと思いますが、怖いものがなければ、どんな事が起こっても立ち向かっていける！

海賊王とは、世界一自由であり、世界一勇気がある男の事だったりするのかも知れないですね！

最後までお読み頂き、誠に有難うございました！

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