扉絵ジェルマ66のホールケーキアイランド編その後|ジェルマ帝国の滅びと没落
ジェルマ帝国の滅びと没落
ジェルマ帝国は66日間しか、その栄華を保てなかったようですが、原因は併呑した国々の裏切りだったようです。
ジェルマ帝国は66日間しか存在しなかったわけですから、何かしたかと言えば、おそらくは併呑した国々にジェルマ王国の法律を浸透させるなど、そんな政治的な事は何もできておらず、ただ、統一したというだけで終わっているでしょう。
戦争で勝てなかった国々が心を一つにし、力を結集して滅ぼしたのかも知れませんが、甲塚は天竜人が、北の海が統一され自分達を脅かすような一大強国が出来上がるのを黙って見ていたとも思えないので、おそらくは世界政府がバックにつき、科学を用いた強力な兵器や海軍でもって援助したのではないかと思います!
それはかなり用意周到に行われ、ある日突然全ての国々が反旗を翻したんじゃないかとも思います。
もしかしたら、酷い王に治められていたような国ではジェルマを歓迎していた民衆もいたんじゃないかと思いますが、民衆も巻き込んで大きな戦争があり、結果、最後にはジェルマは敗れたのでしょう…
その後は、国土を失い、今のような状態になったのでしょうが、甲塚はその敗北の原因は科学を軽んじていた結果であると判断され、ジェルマ王国は科学の力をによって再び北の海を統一するのだという夢を抱き続けてきたんじゃないかと思います…
ジャッジは、歴代の国王の中でもおそらく傑出した頭脳を持っているんじゃないかと思います。
また、武人としての才能もあったのでしょうが、一国の国王としては思慮浅く、判断力も不足しており、国を切り盛りするという才能は無かった…
ホールケーキアイランドでの国を滅ぼしかけた国王は、これからどうやって盛り返すのでしょうか?