ワノ国開国後|ワノ国の開国の必要性
ワノ国の開国の必要性
おでん様は遺言として赤鞘九人男に『開国』を命じていますが、それは世界は『ある人物』を待っており、その人物がワノ国を訪れた時に迎え入れて協力できる国にしておく必要があるというような理由でした。
『協力』と言えば、それはジョイボーイの再来がワノ国にやってきた際、迎え入れて一緒に戦う事を連想させ、事実、それがワノ国ができる最大の『協力』だと思えますが、国のあり方のモデルとして世界に広くその思想を広めると言うのも『協力』ではないでしょうか?
王の一存で、善くも悪くも国が動くのではなく、王が民衆と共に話し合い、王を含む国民の総意で国の方針を決めていくと言うようなやり方…
ワノ国に将軍と大名達がいる事に民主主義的な意味がないなら、民衆は将軍と大名から二重搾取を受けると言う状態にあったと思いますが、それならば、それは今の天竜人を頂点とした支配体制と同じであり、ジョイボーイに強い影響を受けているらしきワノ国がそんな支配体制をとってきたとは思えず、やはり合議制による権力の暴走を防ぐ為だったろうと思えます。
おでん様が『おでん漫遊記』の中にそんな事を書いているかは分かりませんが、オハラのクローバー博士が五老星は巨大な王国の存在と、その国の思想が世に出る事を恐れていると言うのにも繋がるように思え、やはりワノ国はその国家体制自体が世界政府からすれば危険な存在なんじゃないかと思えますね…