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サンジのジェルマの力の目覚めと苦悩|ONEPIECE1031話考察

ワンピース考察
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サンジのジェルマの力の目覚めと苦悩|『父との絆』

 

『父との絆』

サンジは元々、女性に対する憧れみたいな気持ちは人一倍だと思いますが、それはおそらく母親に対する感情から来るものだと思えますし、今ほどそうしたフェミニストな面が強くなっているのにはサンジが父と慕う赫足のゼフの影響かとも思います。
サンジは食べ物を粗末にする事に対しても激しい怒りを見せたりしますが、それもゼフの影響が大きく、今のサンジの人格を作っているものは、母親とゼフ、また麦わらの一味からの影響だと言って過言ではないでしょう。

サンジが無くしたくない感情とは、母親とゼフという大切な存在、また、麦わらの一味の仲間達との『絆』そのものではないかと思えます。

それを失うくらいならば死んだ方がマシだとサンジは考えているようですが、仮にそうなったとしても、それはサンジがそう思っているだけであって、決して絆が失われる事にはならないでしょう。

麦わらの一味ならば、サンジがどう変わろうとも必ず受け入れてくれるでしょうし、ゼフとて同じだろうと思えます。

感情が失われる事と、何かを傷つけたいと破壊したいとかいう願望を持つとか、それに支配されたりするとかは別でしょうからね…

今までのサンジという人格がリセットされて別の人格が現れるというわけでもなく、兄弟達はジャッジから受けた教育を正しいものと思いこまされてきたとか、それに対する疑念を持つ事ができなかったというだけの事であり、サンジにはサンジの価値観がちゃんと存在するわけですからね。
それに対して感情があるかどうかだと思います。
甲塚は兄弟達も感情が無い存在だとは思えず、この世に感情を持たずに生きている人間はないと思いますので、そもそもサンジが感情を失う事なんてないように思いますが、慈しみの心を持たない兄弟達を見てきたサンジが、そうなりたくないという気持ちは痛いほどわかりますね…

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