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赤犬サカズキの徹底的な正義の源|ワンピース考察

ワンピース考察
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赤犬サカズキの徹底的な正義の源|情よりも法、身分よりも法

 

情よりも法、身分よりも法

サカズキがオハラで罪がない避難民達まで攻撃対象としたのは、考古学者達が紛れ込まないようにする為だと言っていましたが、それは、避難民達の中に今まで同じ島で暮らしてきた人間に対する情にほだされて考古学者達を匿う恐れがあると言う想定もあったんじゃないかと思います。
つまり、そう言う情すらも法律に反すれば悪であると考えており、人間が集まれば必ずそう言う人間はいると言う確信を持っていたのだと思います。

また、頂上戦争では勝敗が決して尚、まだ海賊…インペルダウンからの脱獄者達も含めて全滅させようと執拗に攻め立てましたが、それをコビーが『命がもったいない』と止めようとした時『数秒無駄にした、正しくもない兵は海軍にゃいらん』とコビーを粛清しようとしました。
コビーが言った事は人命に重きを置いた情的な発言であり、あの場面では人間としては絶対に正しいはずですが、法的に見れば間違いであるともいえます。
あの戦争を何故海軍が起こしたのかと考えたなら、それは海賊という悪を叩く為であったというのが正しいはずですから、それから考えるとコビーの言動は情にほだされた間違ったものであるというのがサカズキの考えで、コビーを『正しくない』と言っているのはそう言う意味だと思います。

また、サカズキはドフラミンゴがローの脅迫で七武海をやめ、国王の座からも降りると言う報道がされ、すぐに誤報だったと言うことになった際に五老星にクレームをつけていましたが、あれは権力者であっても法秩序を乱すような行いをした事に対する抗議であり、かなり強めにモノを言っていましたが、五老星は天竜人であり、天竜人はおそらく法秩序を超越した存在だった為に強く抗議する以上の事はできなかったんだろうと思います。

おそらく、サカズキにとって法秩序に反しても、その鉄槌を下す事ができない存在は天竜人だけだろうと思います。

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