キングダム693話確定速報!扈輒の選択は自害!|相いれぬ似た者同士
相いれぬ似た者同士
扈輒軍は全滅し、総大将・扈輒ただ一人が桓騎軍に包囲されます。
両軍の総大将はついに対面し、扈輒は桓騎の策について桓騎に語り始めます。
桓騎の策は孫臏の計略に似ていますが、孫臏の計略は同じ騙すにしても味方の命を犠牲にしているものではなく、桓騎はこの計略を成功させる為、どう考えても数万希望の犠牲者を出しています。
扈輒は、それは大将軍の所業ではなかろうと言いたいようですが、桓騎は特に何も言わず扈輒に喋らせています。
敵を倒せば英雄だが、桓騎のようなやり方は単なる殺戮者に過ぎない…
そして人間の行いは、いつか必ず自分に返ってくるものだ…
扈輒はそういう感じの事を言っているようですが、岳白公も信に同じ事を言っていましたから、やはり扈輒は部下達にそんな因果律のような思想を伝えていたのでしょう。
扈輒の言葉は桓騎軍の兵達にも染みたようで、荒くれ者達がその言葉により表情を暗くしています。
扈輒は長く戦場に身を置き、人間の本質を見たみたいな事を言っているようですが扈輒は桓騎も自分と同じく、その人生で人間の本質を見た類の人間だろうと感じているようで、桓騎にそんな事を言うみたいですが、桓騎は時々見せる刃のように鋭く冷たい視線を向けてバッサリとそれを否定しているみたいですが、桓騎は人間の本質に哲学は無用だと思っているのかも?
また桓騎は扈輒の顔の装飾は、おそらく痛みが伴うものであり、その痛みが扈輒に人間らしさを止めさせているんだろうというような事をいうようです。
痛みを知り、それを感じ続ける事により人間性を失わず生きている事ができる…
桓騎はもう、おそらくそんな痛みすら超越した精神性を持っているかも?
精神が人間以上、または以下になっている者は人間にはできない事をやってのけたりしますが、我々はそれをサイコパスと呼びますよね…