女ヶ島アマゾンリリーが女性だけの国である理由｜九蛇の意味について
九蛇の意味について
前項の続きとなりますが、まず、九人の女性が元ネタになっているという可能性について…
九人の女性と言えばケルト文化圏の伝説の楽園とされるアヴァロン島を統べるモルゲン、モーロノエー、マゾエー、グリーテン、グリートーネア、グリートン、ティーロノエー、ティーテン、ティートンという九人の魔女が連想されます。
アヴァロン島はアーサー王物語の主人公であるアーサー王が最期を迎えた島であるとされていて有名な島ですが、九人の魔女が支配しているというのが女性だけの国家であるアマゾン・リリーと通じるものがあり、また同じくし島ですから、もしかしたら建国神話はアーサー王の最期のエピソードをモチーフにしたものである可能性もあるように思えます。
九蛇の戦士であるキキョウは男子禁制は数百年続くアマゾン・リリーの絶対の規律であり数百年破られた事はないと断言していましたが、ONE PIECEで『数百年』という年数を明確にしない場合は、大体『800年』と空白の100年に関係するような年数を指しているように感じられますので、もしかしたらジョイボーイがアーサー王的な存在であり、もしかしたらジョイボーイが最期を迎えたのは女ヶ島だったのかも？
女ヶ島が男子禁制になったのは、いつかジョイボーイの再来が現れるまでは一切の男性を受け入れないという過度な誓約みたいなものが原因だったりするのかも？
元々、建国に関係する女性達が男性嫌いだった可能性が高いですけどね。
また、初代皇帝の名前に関係するというパターンについて…
海賊団の名前は船長の名前とか異名、通り名からつけられているパターンが多いですが、初代船長、すなわち皇帝の通り名が『九蛇』だったりして、その九蛇の由来が名前が九枚花弁の花とされているマグノリア（木蓮）だったりしたんじゃないかと思います。
また、それと同時に、もしかしたらヘビヘビの実幻獣種の能力者だったりした可能性もあるんじゃないかと思えます。
九蛇の戦士にとっては初代皇帝であり船長は最早、神のような存在かもしれませんが、もしかしたら今後、空白の100年の謎が解き明かされていくにつれて、そんなエピソードが語られるかも？
