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エネルの『恐怖こそが神なのだ』とレッドラインの神の国の意味|ワンピース考察

ワンピース考察
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エネルの『恐怖こそが神なのだ』とレッドラインの神の国の意味|神は支配の象徴なのか?

 

神は支配の象徴なのか?

天竜人やエネルの振る舞いと『恐怖こそが神』という思想は、おそらくONE PIECE世界の歴史の中でずっと存在し続けてきた悪しき支配システムなんだと思います。

人間が人間を支配するには、支配する側が人間以上の者であり、それに相応しい力を持ち、それを権力として行使するのが一番シンプルで強力なやり方だと思います。

他者を支配しようと突き詰めて行けば、最終的にはそうなるんじゃないかと思います。
神を名乗らずとも、同じような存在にはなりますよね…

もしかしたら、かつてレッドラインの上に存在したという『神の国』も、そうやって世界を支配していたのかも?
いや、支配されていると人間がそう受け取っていたのかも?

神の正体は月の民そのもの、あるいは月の民が生み出した種族か何かかも知れませんが、その支配システムは古代兵器の力によって支えられていたのかも?
支配ではなく、秩序を守るためのシステムだったのかも?
しかし、それによって支配されていると感じた者達が古代兵器の力を奪い、それによってレッドラインに住んでいた神々は駆逐されてしまったとか…?

ONE PIECE世界では多くの人間を支配しうる強い力を持つ者は最終的には神を名乗り恐怖によって支配する事に行き着く…

神は支配と恐怖の象徴であるのかも。

しかし『太陽の神ニカ』という存在の言及もあります。

太陽の神ニカは解放と勇気の象徴…

全ての人間が望む世界は太陽の神ニカが象徴するものを具現化した世界でしょう。

エネルが倒されたように、やはり恐怖で支配するシステムはいつかそれ以上の力によって崩壊する運命にある…

どんな神でも運命という神には勝てない?

しかし、運命を変える力を持つ『人間』が一番強いのかも知れませんね!

最後までお読み頂き、誠に有難うございました!

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