ヤマトが光月おでんに拘る真の理由|おでん漫遊記の内容は?
おでん漫遊記の内容は?
ヤマトは伝説の一時間を目撃し、その後モモの助達を救うために九里に走ったが何もできなかったが、そこで『おでん漫遊記』を拾って、以来、それをバイブルとして生きてきたわけですが、ヤマトにとっておでん様は生きる指針であり、本当に父と呼べる存在なのかも?
サンジはジェルマを飛び出してゼフと出会い、ゼフを父親以上に慕っていますが、ヤマトにとってはそれがおでん様だと思えます。
ヤマトがあれほどまでにおでん様になろうとしているのは、父親の所業とそれに対して何もできなかった罪悪感と、おでん様であろうとする事で強くなり、勇気を持てるからではないでしょうか?
また、おでん漫遊記の中に、もしかしたらそれを読んだ者に対するメッセージが書いていたのかも?
ヤマトはエースに『親は選べねぇ』と言われたりしていますし、おでん様は白ひげの弟分ですから、漫遊記のどこかに白ひげの名ゼリフ『誰から生まれようとし人間みんな海の子だ』というフレーズが書かれていたりして、ヤマトはそれで何かがふっきれたんじゃないかともおもいます。
ヤマトはカイドウとの戦闘に突入する際、カイドウにお前に勝てるとは思わないと口にしていましたが、あれがヤマトの本音…
ヤマトは今まで数えきれないくらいカイドウに挑んでは打ち負かされてきたようですが、普通なら心は折れるはずですよね…
『光月おでんになる』というのはワノ国の侍達の『捨名知』と同じ意味を持ち、ヤマトはそう思い、口にするだけで勇気が出てカイドウに挑み続ける事ができたのではないか?
そう考えると、第1019話ラストで
『この国の為に戦わずして…!!ぼくはおでんを名乗れない!!!』
と改めて口にした意味もわかるような気がします。
また、この戦いはヤマト自身の自由を勝ちとる戦いでもありますから、ヤマトは今まさに捨名知の精神でカイドウに立ち向かっているのだと思いますね!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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