ONEPIECE921話以降の展開予想タイヨウの思想について|『解放』ではなく『開国』
『ONE PIECE、921話以降の展開予想~『解放』ではなく『開国』の為の戦い~』
ONE PIECE920話では、カイドウの住む鬼ヶ島への討ち入りが、二週間後の火祭りの夜に決行される事が明らかになりました。
その戦いの真の目的は、光月家の『復讐』や、不当で苛烈な支配からの『解放』だけでなく、ワノ国の『開国』であるように、甲塚には思えます。
今回はそれについて考えてみたいと思います。
『解放』ではなく『開国』
ONE PIECEの中では、現在まで様々な国や地域の『解放』の戦いが描かれてきました。
アーロンに支配されていたココヤシ村、ワポルに支配されていたドラム改めサクラ王国、クロコダイルの陰謀によって崩壊寸前だったアラバスタ王国、エネルによって国土消滅の危機にあった空島スカイピア、ホーディによって混乱した魚人島リュウグウ王国、ドフラミンゴにより国民の記憶さえ操られていたドレスローザ王国…
これらの国と地域にはそれ以後、一応の平和を取り戻していますね。
しかし、今回のワノ国編は少し違うような気がします。
すでに何度も登場している
『ワノ国の開国』
というワード。
永らく鎖国状態にあり、自ら『世界』からの孤立、分断を行なってきたワノ国。
その『開国』こそが真の目的であり、それを実現する為にまずはそれを妨げる苛烈で不当な支配からの『解放』が必要である。
二週間後に決行される討ち入りは、『解放』の戦いですが、真の目的はその先に実現すべき『開国』にあると、甲塚には思えて仕方ありません。
では、その真の目的である
『ワノ国の開国』
には、一体どのような意味があるのでしょう?