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カイドウの様々な謎|ONEPIECE第1014話以降考察

カイドウの様々な謎|ONEPIECE第1014話以降考察 ワンピース考察
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カイドウの様々な謎|何故、一人だったのか?

 

何故、一人だったのか?

カイドウはロックス海賊団が壊滅した後、しばらくの間ソロ活動をしていたようですが、今もカイドウを弟のように思っているというリンリンがカイドウを誘わないわけはなかっただろうと思えます。
これについては今までも様々に妄想してきましたが、甲塚的にカイドウはおそらくウオウオの実を与えられていなかったなら、リンリンの弟分としてビッグ・マム海賊団に所属していたんじゃないかと思います。

しかし、ウオウオの実を食べて青龍の能力を獲得した事で、自分は裸一貫から、どこまで上り詰める事ができるのかという事を見極めたかったのかもしれませんね…

当時のカイドウはもしかしたら、裏切りと仲間殺しが横行したというロックス海賊団にいたせいで、徹底した個人主義になっていたのかも知れません。

誰を守る事なく、誰から守られる事なく、何も抱えず、ただ個人の思うままに生きていくという考えに凝り固まっていたのではないか?

しかし、そうやって生きた結果、海賊として7度の敗北を喫し、18度の虜囚の身となる経験を経てたどりついた答えが、いかに強かろうとも個人の力では組織には勝てないという結論だったんじゃないでしょうか?

それでキングやクイーンを従えて百獣海賊団を結成し、ワノ国を拠点としおよそ30年近く、ひたすら戦力増強に努めて一大勢力を築き上げた。

その先にある夢や目標はやはり世界の王として君臨する事だと思います。

甲塚は、カイドウの心の奥底にはロックスの世界の王を目指した生き様が刻みついているのだと思います。

リンリンはマザー・カルメルの理想を実現しようとしている事からカルメルの意思を継いだ存在だと言えますが、カイドウはロックスの意思を引き継いだのだと思います。

リンリンは歪で独善的ながらも人種の差異がない平等な世界を作ろうとしていますが、カイドウが作ろうとしているのは弱肉強食の暴力の世界ですから、最初から二人は相容れない存在だと甲塚は思います。

カイドウはゴッドバレー事件の後に彼にとっては正しい選択をしたのだと思います。

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