ナミとうるティの決着は花の都で?|ナミ、見境ない暴力への怒り
ナミ、見境ない暴力への怒り
ナミはうるティを『しつこい』とは感じていたようですが、それでもまだ憎悪というまでの感情はなかったと思います。
せいぜい、しつこくてムカつく敵くらいにしか思っていなかったと思います。
しかし、お玉に手を挙げた事がナミの怒りのスイッチを押した…と言うか、連打したのだと思います!
敵同士で戦っているのだから、自分達が痛い目に遭わされるのは当然で、その覚悟もあった。
大人と大人同士が本気でやりあっているだから、死ぬような目に遭うのも、それは仕方ない事だが、いかに敵であっても、まだ10歳にもならない小さな女の子に海賊団の幹部が手を挙げる…
その見境のない暴力に、ナミは完全にブチ切れてしまった!
過去記事にも色々書いていますが、ナミはそれこそお玉と変わらない年齢からアーロンに道具として利用されていた過去がありますから、それも踏まえて子供を守るべき大人が子供に手を挙げると言う行為自体に本人でも制御できないくらい激しい怒りが込み上げてくるのでしょう。
そのように、ナミとうるティの間には個人同士と言うよりは、他者の為の怒りがお互いへの憎悪の原因になっていますので、その憎悪はおそらく消える事はないと思います。
故に、もし、うるティが時間経過で復活してきたなら、今度こそキチっと決着がつく再戦の機会が来るんじゃないかと甲塚は思います!