カイドウがルフィ言ったセリフの意味|笑うたびに…強くなる…か
笑うたびに…強くなる…か
カイドウはルフィに
『窮地ほど笑い…笑うほどに…!!』
『…か』
と言っていますが、甲塚はおそらく『強くなる』と言っているのだと思います。
ルフィの今までの戦いは、ずっとそうでしたよね!
どんなに絶望的でも、どんなに傷ついていても…
ずっと相手や周囲には不敵な笑みを見せてきました!
人間が笑うのは、動物が敵に対して見せる牙や歯を剥き出しにする『威嚇』の表情から生まれたものであるとも言われているようですが、ルフィが戦闘中に見せる不敵な笑みは、『楽しい』と感じているかも知れない感情と共に、相手を威嚇する、つまり威圧する無意識の行為かも知れないと甲塚は思います。
カイドウのような怪物を相手にする事自体がすでに『窮地』であり、それに対して笑みを見せるというのは、
『オレは強い!お前より強い!だからお前を打ち負かす!』
という自分を信じる思いとともに、
『絶対にお前を超える!』
という強い思いでもあると思います。
ルフィのように、身体も大きくない、その強さの殆どが『根性』で満たされているような人間の強さの根源は『思い』であるはずです。
窮地になればなるほどに、強くなるにはそれしかないと思います。
カイドウはおそらく、そうやって強くなってきた人間を知っているのだと思います。
それは、誰あろうカイドウ自身だったりするのかも知れない…!?