【ONEPIECE第1010話以降考察】カイドウの降三世引奈落の強さと意味|三世を奈落という闇に引き落とす!
三世を奈落という闇に引き落とす!
まず『降三世』ですが、カイドウはワノ国では『国を守る明王』という扱いをうけていますから、これはあきらかに『降三世明王』から来ていると思います!
降三世明王とは、不動明王を中心とする仏教を守る守護神『五大明王』の一つ。
降三世明王の名前は、ヒンドゥー世界の最高神で過去、現在、未来を三つの世界をおさめるシヴァ神とその妻パールヴァティを仏教に改宗させようとした大日如来が明王を派遣するか、自ら化身してシヴァ達に対峙し、力づくで改宗させる事に成功し、過去、現在、未来の三世をおさめるシヴァを降した明王という事で、『降三世明王』という名前になった
というのが由来であるようです。
つまり、カイドウは過去、現在、未来の三世において己こそ最強、無敵の存在であるという意味をこの技に込めているのだと思います!
また、『引奈落(ラグならく)』の部分ですが、これは完全に『ラグナロク』からきていますね!
ラグナロクとは、北欧神話における神と巨人の世界終末戦争を意味する言葉ですから、これは即ち、この技を受ける人間にとっては、その時が人生の終末だという意味でしょうね。
そこから、やはりこの技がカイドウのフィニッシュ技なんだと感じさせられます。
『引』と書いて『ラグ』と読ませていますが、ラグとは小さなカーペットみたいな敷物の事で、敷物のように平べったいぺちゃんこにしてしまうという意味か…
あるいはオンラインゲームなどに使われる入力後のタイムラグを意味していて、人間の思考と行動のタイムラグが存在する以上絶対に回避不可能の速さを持つという意味?
また、『引奈落』という漢字表記により確実に奈落つまり地獄のそこに引き落とすという意味も込められているをじゃないかと甲塚は思います!
しかし、ルフィは本当に、もろに直撃を受けたわけですが…
無事なんでしょうか?