人工悪魔の実とベガパンク|何故、保管していたのか?
何故、保管していたのか?
甲塚的に非常に疑問に思うのが、ベガパンクは何故、失敗作だという実を保管していたのでしょうか?
なんらかの事情があり、嘘をついて渡さなかったにしても、世界政府の持ち物である施設に保管しているわけですから、いつまでも保管していたなら、ある日突然世界政府に奪われても不思議ではありません。
渡したくない、また、誰にも食べさせたくないとおもうなら、焼きはらうなりなんなりして、処分してしまうのが最良だと思えます。
それをわざわざ保管していたというなら、それは処分できず自分が持っていなければならない事情があったはずです。
また、食べてもいないのに失敗かどうか判断する事は不可能なように思えます。
もしかしたら、ベガパンクは完成してしまってから、何か製造工程致命的な欠陥がある事に気づきいたのかも?
しかもそれは、失敗という意味の欠陥ではなく、本来は理論的には実など生まれてこない状況であったのに、何故か誕生してしまった…
ベガパンクからすれば生まれてくるはずのないものを生んでしまったという気味悪さから、その理由を突き止めようとしたが、どうしてもわからなかった…
科学者として、自分がやった事なのに、その理由がわからないというのは屈辱でしかないはずです。
故に、天才ベガパンクであっても世界には科学では説明がつかないことが起こりうるものだという事を忘れないための戒めとして保管したのかも知れません。
また、それを食べた人間の身に何が起こるのかも、ベガパンクには全く予想がつかないのかも知れないですね…