スポンサーリンク

クイーンの「兵はいくらでもいる」発言が百獣海賊団を崩壊させる|ONEPIECE第1008話以降考察

ワンピース考察
スポンサーリンク
Pocket

クイーンの「兵はいくらでもいる」発言が百獣海賊団を崩壊させる|カイドウと『百獣海賊団』の思想

 

カイドウと『百獣海賊団』の思想

カイドウはオロチと共にワノ国をめちゃくちゃにしましたが、二人は、ワノ国の民衆の命や生活など全く意に介する事なく、完全に奴隷として扱っていました。

カイドウはまた、今まさに花の都の城の上に鬼ヶ島を落とそうとしていますが、それについてリンリンが

『ずいぶん死ぬねぇ』

と口にしたところ、カイドウは、

『構わねぇ、奴隷の調達は容易い』と

答えていました。

これはクイーンの

『兵はいくらでもいる』

という発言と同じ意味であると感じられます。

カイドウは自分が認めた者以外の人間味は全て奴隷のように見ているという事になると思えます。

甲塚は奴隷という言葉や考えには強烈な嫌悪感をおぼえるのですが、カイドウの思想は天竜人や地上の王族や貴族の一部と同じですよね!? 

人間が人間を、なんらかの力で支配し、自分の思うままに扱うというのは人間の傲慢の極みだと言えます!

カイドウは弱肉強食の実力主義の思想を持っていると思いますが、それはいいとして、その思想からすれば弱者に至る人間を奴隷のように扱おうというのは、また別の話だと甲塚は思います。

また、カイドウはおそらく大看板、飛び六胞を含む真打達、ギフターズ以下の部下達には力がないという理由で価値がないと断じ、いくらでも取り替えがきくものとして扱っています。

カイドウはそんな組織を自分の意思で作り上げてきた事になりますが、プレジャーズやウェイターズ達のように、自分達がそう扱われていると自覚した時には必ず、一気に崩壊するはずです。

若い頃に力を求めたカイドウが作りたかった海賊団は、こんな脆弱な組織だったのでしょうか?

タイトルとURLをコピーしました