サンジの『助けてロビンちゃん』発言に含まれる意味｜全てひっくるめて仲間
全てひっくるめて仲間
ルフィは今まで色んな事が我慢できずに仲間を危険に晒す事がありました。
しかし、それがルフィという男であり、一味はみな、そんなルフィの全てを受け入れて従っていますね。
それはやはり、みんながルフィを信頼しているからこそできる事だと思えます。
サンジはレディに関する事以外では短所と呼べるようなところや弱点らしいものは見えませんが、サンジもやはりレディに関する事で仲間達に迷惑をかけてきた実績がある。
人間同士が一つのコミュニティの中でうまくやっていこうと思えば、やはり、それぞれが協調性を持ってお互いを支え合う精神は必須でしょう。
ましてや、10人くらいから成るコミュニティならば、そこにいる人間全員の長所や短所を把握する事はそれほど難しくないでしょう。
それを把握できていれば、お互いを支え合い、補い合っていくほうが、そのコミュニティは共通の目的を達成する力になっていくでしょう。
今回、サンジは狙われているロビンを呼べといわれ、さらにロビンに助けを求めたわけですが、サンジはロビンが簡単に捕まるような女性ではなく、また、ブラックマリアよりも強い女性だとわかっているから助けを求めたと思え、ロビンが即座に馳せ参じたもサンジが助けを求めてくるというのは相手が女性で手が出せず、かつ生命の効きに陥っているからだと判断したからでしょう。
ロビンはサンジの弱点を補ってあげているわけですが、それはお互い信頼し合えている証拠で、ロビンがサンジに『頼ってくれてありがとう』と言ったのも、サンジがロビンを『レディ』というより『仲間』だと認識してくれていると感じたから。
『仲間』ならば、男性も女性も関係ないですからね！
