ONEPIECE914話お玉とルフィと空腹への怒り|憤慨
ルフィの憤慨
最近のルフィは精神的な成長の為か、考え方がかなりシビアになっているように思います。
まあ、生来の性格なのかも知れませんが…
ルフィはヒーローに憧れているにも関わらず、自分がヒーロー視される事をよく思っていません。
おそらくルフィの中には、
自分達の問題は自分達で解決するのが筋。
しかし、望むのであれば、協力は惜しまない。
モモの助との時もそうでしたが、ルフィは相手が明確に、例えばカイドウを倒したいけど、力が足りないから助けてくれとキチンと言葉にしろと言いました。
それはエニエスロビーのロビンの時も、ウソップが一味を抜けて、再び復帰する時も、必ず自分の思いを口にさせていました。
現在、単純にカイドウを倒すというのがルフィがワノ国に来た理由だと思いますが、もし、ワノ国の人々が、
『自分達の国を取り戻す為に、力を貸してくれ!』
と明確に口にしたなら、ルフィは四皇を倒す、光月の仇討ちとワノ国の開国の為に
『カイドウを倒す』
に、
『ワノ国の本来の姿を取り戻す』
が加えられると思います。
ルフィは今、憤慨しているはずです。
憤慨とは、けしからぬ事に憤り、嘆く事です。
914話でルフィがお玉の姿を見て、甲塚は単純に怒るのではく、憤慨しているように見えたのです。