カイドウはおでん様と伝説の一時間について|何故、耐えられたのか?
何故、耐えられたのか?
おでん様が釜茹でに耐えられたのはビッグ・マムの、身体を何かでコーティングしたような術を使ったの可能性がある…
おでん様が釜に飛び込んだ際、おでん様の身体は一度確実に焼けています。
普通に考えたら、この状態から一時間も耐え抜けるわけはない。
精神で屈しなくても、身体は焼けてしまい、皮膚も爛れて立っていることすらできないと思えます。
御庭番衆もその皮膚の頑丈さに疑問を抱いています。
誰もがそう感じると思います。
蒸発する水でもなく油ですからね…
人間が一瞬で焼け死ぬレベルの温度ですから、せめて皮膚の表面に何かコーティングでもしない限り絶対に無理なはず!
覇気は人間の『意思』の力だと説明されていますが、甲塚的に身体をコーティングするような覇気は武装色、見聞色、覇王色の三種の覇気の源になるもっと根源的な覇気そのものなんじゃないかと思います。
ビッグ・マムは元々強く頑丈に生まれた事もあるのでしょうが、おそらくマザー・カルメルの理想を実現するまでは『死なない』と言う強い意志を常に持っていて、それが無意識の覇気として身体を守っているんじゃないか?
その支えになっているカルメルの写真が割れた事でその意思が弱くなってしまい、一時的にコーティングが解除されてしまった、とか?
人間には瞬間的ながらも自分の実力を遥かに超えた力を発揮すること…
つまり『奇跡』を起こしてしまう事がある。
エースの母親も20ヶ月もエースを産み落とさず守り抜くと言う奇跡を起こしいますし…
それは戦いに強いとか弱いとか関係なく、誰もが持っている力だと言えるでしょう…
おでん様の肉体はおでん様の意思の力『覇気』によって奇跡を起こした結果、釜茹でに耐えぬけたのではないでしょう?