ONEPIECEエース生きてる説についての考察|にわかに盛り上がってはいますが・・・
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いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。
この記事ではワンピースの主人公ルフィの義兄の1人エースが生きてるという説が、ネット上で語られていますが、そのエース生きてる説についての甲塚の考察を
- ONEPIECEエース生きてる説についての考察|人生は完結した
- ONEPIECEエース生きてる説についての考察|もし、復活があるとしても…
- ONEPIECEエース生きてる説についての考察|お玉はどうなる?
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
ONEPIECEエース生きてる説についての考察|人生は完結した
ONE PIECE、にわかに盛り上がるエース復活説について思う事
ワノ国編に突入し、新キャラお玉と、今は亡き『火拳のエース』との関係が明かされました。
また、不死鳥マルコの生存が確認されたのも相まって、最近エース復活説が熱い盛り上がりを見せているようです。
今回は、そのエース復活説について甲塚が思う事をつらつらと書かせて頂きます。
エースの人生は完結した
甲塚はエースが好きです。
エースが死んだ時は、甲塚はいい歳をしたオッさんであるにも関わらず涙を禁じ得ませんでした。
最初にこれを書いておかないとあらぬ誤解に繋がり兼ねないので、一応書かせて頂きます。
エース復活説について結論を申し上げますと、甲塚は
『無い』
と思います。
いや、『無い』というよりは、
『あってはならない』
と思うのです。
人は、死んだら生き返る事はありません。
ONE PIECEという、世界的な名作で、一度完全な死を迎えた人間が生き返る事など、あってはならないと思うのです。
エースは、ルフィの中でも、サボの中でも、ガープの中でも、そして世界中の人間の中でも確実に死を迎えたはずです。
まして、エースの人生はちゃんと完結しました。
エースは、海賊王ロジャーの子として生まれ、『悪魔の子』として、生まれてきた事に対し罪悪感を持ち、それがもとで周囲の人々に対して暴力的にしか接する事ができないという悲しい少年時代を過ごしました。
それ故に、エースは自分は価値の無い人間であると思い込む事になり、その反動として海賊として成り上がり、富と名声でもって、自分という人間の価値をもぎ取ろうと必死に生きる事になります。
幸いな事に、ガープやダダンという親代わり、さらにサボとルフィという兄弟を得た事で、エースは人生の屈折を最低限度に抑える事ができ、他者の痛みを理解し、思いやりのあるイイ男に成長しました。
しかし、『悪魔の子』という思い込みからはずっと逃れられず、父親ロジャーの事は気嫌いしていた。
彼は短期間で海賊として名を上げ、七武海入りの誘いを受けた事もあったようですが、白ひげとの出会いにより、エースはその人生観が大きく変わったようです。
エースは自分が海賊王になるより、自分の全てを知って尚、息子と呼んでくれる白ひげを海賊王にしたいと思うようになりました。
この時点で、エースの人生は、
『自分の自分だけの人生』
から、
『自分ではない誰かの為の自分の人生』
に変化しました。
また、エースは死の間際に自分が1番欲しかったものがなんだったのかを悟りました。
エースは、自分を愛してくれる他者、そして、他者を愛する事ができる自分自身、つまり、愛し愛される人間になりたかったのだろうと甲塚は思います。
白ひげを王にするという夢は潰えてしまいましたが、エースは1番求めていた自分自身を手に入れる事ができ、ルフィに抱かれて笑顔で逝きました。
おそらく気嫌いしていた実父ロジャーに対しても感謝の念を持って逝っただろうと甲塚は思います。
エースの人生は見事に完結したのだと、甲塚は思えてならないのです。