マッシュル1巻感想と考察|イーストン魔法学校受験
イーストン魔法学校受験
神覚者になるには、イーストン魔法学校と呼ばれる名門校に入学する必要があり、マッシュはその高等部の編入試験を受験する事になる。
その試験管を務めるのは、いかにも性格が悪そうな顔をしたルッチという魔法使い…
エリート意識が高く、権力思考が強い人物であり、マッシュを目の敵にしてくる!
まあ、カッコつけて皆んなから褒められたいルッチのやる事なす事にいちいちツッコミを入れるマッシュも悪いんですが…
その辺りのやりとりは爆笑です!(笑)
第一の試験は筆記試験ですが、問題自体は簡単ながら問題用紙の文字が生き物のように蠢きまともに読む事ができない!
合格基準はこの文字を魔力で整列させるところにありますが、ルッチはマッシュには絶対無理だとタカをくくります。
しかし、マッシュはこの蠢く文字を威圧する事で整列させてしまう!
もはや威圧感が魔法レベルです!(笑)
マッシュは次々に課題をクリアし、次の試験はルッチが作り出した罠だらけの迷路を三十分以内にクリアしろと言うもの…
マッシュは簡単そうだと感じますが、そこに可愛らしい女の子が同行させてほしいと声をかけてきます。
マッシュはそれを受け入れますが、それはルッチの罠だった!
マッシュを合格させたくないルッチは、貧しい家族を幸せにする為に是が非でも合格したいレモンをたきつけ、マッシュの足止めをさせる為に同行させたのでした。
しかし、マッシュはいとも簡単にこの拘束を解き、レモンを置いてゴールに向かう!
そして、取り残されたレモンの前に迷宮の番人スフィンクスが…!
レモンは生命の危機に陥りますが…
なんだかレモンが可愛そうに思えたマッシュは戻ってきてワンパンでスフィンクスを撃破!
時間がないので、マッシュは迷路の壁を突き破りゴールを目指し…
涼しい顔で迷路をクリア!
しかし、みんなから反則だと突っ込まれ、素直なマッシュはそれに言い返す事ができない。
また、レモンを役立たずと馬鹿にし、二人とも不合格だと言うルッチの杖を、マッシュは怒りに任せて折ってしまう。
最早不合格は免れないと思った時にイーストン魔法学校のウォールバーグ校長が登場し、ルッチの不正を指摘し以降は自らが試験官を務めるとして、マッシュを物々しい部屋へと誘います。
校長はマッシュに色々と質問しますが、マッシュはそれに率直に答える…
校長はマッシュの答えを好意的に受け取っているように見えましたが…
何やら恐ろしげな魔法を繰り出し、マッシュを威圧する!
マッシュの一番大切な存在の魂を人形に移す…
校長はこれによりマッシュがどんな行動をとるかを試してみたかったようですが、身を挺して人形を守ろうとするマッシュの姿は校長にとって合格だったようです。
力を持つ者は弱気を助け強きを挫く人間であらねばならない…
校長はマッシュに、それを見出したようです。
かくして、マッシュはイーストン魔法学校の編入試験に合格しました!