魔女大戦7話ネタバレ!ジャンヌ・ダルクVS武則天|死ねない
死ねない
皇帝VS英雄!
人類史上、極めて稀有な女傑同士の戦いに、会場のボルテージはMAXになるが、武則天は一本の抜き身の短剣をジャンヌの足元に投げおく…
何のつもりだと武則天を見やるジャンヌに、武則天は命じた…
それを使い『自害せよ』と!!
全ての人間は呆気に取られ、ただ武則天を見つめるばかりだが、武則天はいう。
朕の覇道は天まで続いておる…
貴様のような石ころにそれを阻む事は許されない…
これは貴様の為…
朕の寛大さに涙し
『今すぐ死ね、命令だ』
と…
観客は対戦相手に自害しろなんて正気か?
何様だ!?
と、武則天を道理を弁えない頭のおかしい人間のように扱うが、観客の一人である中華最初の皇帝・始皇帝は道理を弁えていないのはお前達だといい、中華とは『華(文明)の中』を意味し、中華の皇帝こそ世界の中心なのだと説明する。
故に、中華皇帝の命令は須く絶対のもの!
その地位を得て、尚も上を望む武則天に始皇帝は恐ろしさを感じる…
そして、ジャンヌにとって命令とは自分の意思を決める材料…
他人からの命令に従うだけの人生を送り、今この場にいるのもリリスとリリムの命令…
ならば、今自分に自害をしろという対戦相手の命令に従っても同じ事…
ずっと思っていた、この空っぽな生を終わらせたいと…
武則天はジャンヌの精神を見抜いていたのか?
それでこんなことを言い出したんでしょうか?
喉に短剣を突き立てようとすりジャンヌに会場は騒然となるが、武則天は当然だという雰囲気で微動だにしない…
しかし、ジャンヌの心の奥底から湧きあがっている得体の知れない激しい衝動が、ジャンヌの手をとめた!
…ほ…欲し…い
と呟くジャンヌの中に湧き上がる激しい衝動をアグラット様は見抜き、ジャンヌという女性の本質を見抜いたようです。
ジャンヌは欲しい、欲しくて欲しくて堪らないが、それが何なのかまだわからない…
それを知りたい…
それを知るまで…
私は…死ねない!!
ジャンヌは短剣を投げ捨て、自害の命令を拒否した!!
武則天はジャンヌの想いをしかと受け取ったと口にし、皇帝の命令に逆らった報いとして、死罪に処すと戦闘モードに!!