禍話の感想と考察｜ドラマ『禍話』内容
ドラマ『禍話』内容
制作会社に勤める女性は長年買い手がつかずハウススタジオとして貸し出されている廃屋にデタラメのいわくをつけた心霊スポットに仕立て上げ、アイドルが探索するというヤラセ番組にADとして参加していたが、女性はその廃屋のある襖が気になり管理人に尋ねるが、管理人は開けてはいけないという。
しかし、女性は襖を開けてしまい、その中はコンクリートで塗りこめられていた。
そのあと、アイドルが異変を起こし、浴場で苦しみながら首を掻きむしって酷い傷になっていた…
という話をネットラジオでしているかぁなっきと加藤よしの…
めちゃくちゃ怖いじゃないかという加藤に続きを聞かせるかぁなっき…
…アイドルの異変で撮影は中断するが、アイドルはでっち上げの設定に近い怪異を感じたと証言する。
管理人はもうこれ以上はやめた方がいいと忠告してくるがそうもいかない…
スタッフにも異変が怒り始めADの女性は『もうでもよくなっているだよ』という男の声を聞いて恐怖を感じる。
そしてスタッフは浴場の浴槽に人間が数人詰め込まれているのを目撃する！
かぁなっき達はまた違う話を始める。
次はかぁなっきの体験談。
それはかぁなっきが小学生の時に廃屋で見た少女の霊を目撃するが、その時に少女の名前が聞こえた。
それからしばらく忘れていたが、大学生になってそれを題材にホラー小説を書こうとしたが、その少女の名前をそのまま使っていた。
すると、何も知らないはずの友達がその少女の名前を口にし、なんでわかったと聞いたら頭に浮かんだという。
それ以来、かぁなっきは少女の名前は封印し『例の女』と呼ぶようにしているという…
何かが起こりそうな気がして…
また、かぁなっきの周囲でも異変が起こり始め、加藤はハウススタジオの話をした呪いじゃないかと口にし、かぁなっきはついに自分も呪われたかと笑うが…
ハウススタジオの話の続き…
前の企画は変えて、今度は前のでっち上げの設定が真実だとしてその再現ドラマを撮影する事になる。
アイドルは怖がるが、無理に押し切られて主役を演じることになる。
撮影は進んでいくが、ADの女性は廃屋の中に不審な痕跡を多くみかける。
また、監督にも異変が起こり異常行動を見せ始める。
ADの女性は監督を止めようとするが、監督は深夜1時は殺された時間でその時間にここにいちゃいけないという。
そして1時になると玄関を激しく叩く音がし始め、監督は今から始まりますよと呟く。
アイドルは設定の中で殺された人間が憑依したかのような言動を見せ始める…
そして何故か廃屋の中が葬式が行われるかのような様相に変化し、棺の代わりに発泡スチロールの箱が並んでいて、その中には人間の刻まれた遺体が…
ADの女性は作り話なのにおかしいと叫ぶと管理人がやはり『もうどうでもよくなっている』という。
そして、その事件の真相は管理人の兄が一家を惨殺し、自殺したのだろうとかぁなっきは考察する。
この話は禍話で語られた内容をリライトしたものだが、かぁなっきはそのリライトをした人物ネギの回転とラジオ内で通話で話をし始める。
ネギの回転と話をしていり最中に突如停電が起こり、ノートパソコンは無事だったが、加藤はこれ本当にヤバイんじゃないかと口にする。
そして加藤のスマホに奇妙なメールが届くが、それと同時にネギの回転の妹・下村加奈が訪ねてきて兄がいなくなったので一緒に探して欲しいという。
妹は兄は友達もおらずいくあてもないはずだというが、下村家に行くと両親は加奈と真逆の事を口にしてすぐに帰って来るという。
それからしばらくして加奈から兄が帰ってきたと連絡があり、どこにいたんだ？自分で帰ってきたのかと尋ねるが、加奈はそんな事どうだっていいじゃないですかと答える。
異常を感じたかぁなっきは下村家に突撃生放送を試みる！
ネギの回転は家にいて元気に対応するが、どこにいたのかと尋ねると途端に元気をなくす。
そして、加奈はしばらく休めば大丈夫だと言っていたという。
誰が言ったんだと尋ねると、加奈は知ってるでしょう？
かぁなっきさんは会ったでしょうと答える。
かぁなっきは家の中で不審な感じがする襖を開けようとするが、加奈に止められる。
しかし、かぁなっきが構わず開けるとコンクリートで塗り固められている。
そしてネギの回転のリライト通りの怪異が起こり、二人は浴場で気絶するが、しばらくして加奈に起こされる。
ネギの回転と加奈は至って普通に見える…
かぁなっき達は無事に帰るが、その帰り道でかぁなっきは『例の女』に遭遇し、例の女の名前がマヤであると思い出す。
憑かれたようにマヤの名を連呼し、それを止めようとする加藤…
全ての怪異はそのマヤにつながっていたようだ…
