進撃の巨人138話ネタバレ!ミカサとエレンに決別のキス|決別の時
決別の時
有機生物の起源と巨人達を止めようと身体を張るライナーですが、その巨人達の中にコニー、ジャン、ガビらしき巨人を発見!
また、母親カリナらしき姿も…
ライナーは全てを察していたわけではなかったようです。
めちゃくちゃショックだと思いますが、それでも手を離すわけにはいかない!
そこに、ピークとアニが加勢にやってくる!
どんな状況であろうとも、まだ地鳴らしが復活する可能性がある以上は悲しんでいる暇はない!
そうでなければ、全ての犠牲が無駄になってしまう!
その怒りは、有機生物の起源を止める力になるはずです!
ミカサは頭痛がさらに激しくなり、リヴァイからしっかりしろと叱咤されるが、あまりのストレスに耐えきれなくなり…
ミカサは、自分達の家に帰りたいと願います…
ミカサは、夢を見ていた…
エレンに起こされ、耐え難い悪夢から目覚める…
エレンとミカサは、山奥にあるらしい一軒家で平和に暮らしているようです。
ミカサはいつのまにか寝てたんだろうとつぶやき、エレンはよっぽど疲れていたんだろうと答える。
また、今日はでかい魚が釣れたから何もせずにゆっくりしようと言う。
しかしエレンはミカサが泣いている事に気づき、理由を尋ねるが、ミカサも何だろうと呟くが、たぶん自分はここにいていいのか?という気がしたのだと答える。
エレンがミカサに『オレはお前の何だ?』という質問をした日の事でしょうか?
あの日、二人はすべてを放り出して今住んでいる場所に逃げてきて隠れ住んでいるようです。
エレンは語る…
マーレの戦争が終わって2ヶ月…
パラディ島侵略戦争がもうじき始まる…
逃げなきゃみんな殺される…
アルミンも…
オレ達を必死で探しているだろう…
オレには、ヒストリアを地獄に落として永遠の殺し合いを続ける事も、島の外の人間を大虐殺する事もできなかった…
それならもう、あと四年の余生を静かに生きよう…
誰もいないところで…
二人だけで…
そう言ってくれたのは、ミカサ、お前じゃないか…
ミカサはその話はしない約束だったのにごめんね、とエレンに謝る。
エレンはもう一つ約束していいか?という。
オレが死んだらマフラーを捨ててくれ…
お前は長生きするだから、オレの事は忘れて自由になってくれ…
頼むよミカサ、忘れてくれ…
ミカサは、夢を見ていた…
いや、夢というよりは、あの日のエレンの質問に違う答えを出していれば、あるはずだった別の未来かも知れない…
しかし、現実は夢とは違う展開になっている…
アルミンはエレンに倒され、ライナーはジャンとコニーに噛みつかれ、ピークとアニも同胞に襲われている…
そしてミカサは夢の中のエレンの言葉、オレの事は忘れてくれという願いにたいして
『できない』
と答えてわ再びマフラーを巻く!!
頭痛は止まり、迷いも吹っ切れ、頭の中は非常にクリアーな状態!
エレンは、巨人の口の中にはいる!
何故わかるのかわからないが、ミカサにはエレンの居場所を感じとれるんでしょうね…
そして、私がやると言い切り、みんな協力してと言う。
最後に全てにケリをつけるのは、ミカサしかいないと感じたのかリヴァイはミカサの命令に従うように了解だと答える。
アルミンがエレンを掴んで拘束し、ファルコはリヴァイとミカサを投下する。
リヴァイはエレンの口目掛けて雷槍を発射し、それが見事に命中!!
雷槍によって空いた穴からミカサは巨人の口の中に突入する!
そして、口の中にはミカサの言う通り、やはりエレン本人に首が巨人に繋がる形でそこにいた。
ミカサはエレンの顔を見て嬉しそうな微笑みを見せ、エレンもミカサに視線を送る。
ミカサは、エレンの首を刎ねた…
それは、殺したのではない…
彼が求めた自由…
彼が求めた冒険…
それに送り出す為の、ミカサとエレンだけの儀式…
甲塚はそのように捉えました。
ミカサにも、後悔する事は山のようにあったかもしれない…
しかし、それも全て、今ここで最愛の人に自分の全ての想いを込めたキスをする為に必要だった事かも知れない…
ミカサの背後では、始祖ユミルが母親のような、または恋愛に憧れる少女のような、優しい眼差しでそこに立っていた…