進撃の巨人33巻ネタバレ!ハンジ、フロックの最後!|罪人達
罪人達
ハンジの死はアルミン達に大きなショックを与えていたが、それだけにその犠牲は絶対に無駄にはできない!
しかし燃料は半分しか入れる事が出来ず、スラトア要塞まではギリギリ保つかどうかというところ。
しかし、操縦桿を握るオニャンコポンはハンジさんのためにも必ず要塞まで送り届けるとアルミンに誓い、アルミンはその言葉で奮い立ち、作戦会議をはじめる。
問題はあの巨体からどうやってエレンを引き摺り出すか…
おそらくうなじにいると思われるが…戦鎚の力で別の場所にいる可能性もあり絶対ではない。
しかしピークは超大型の爆発なら場所なんか関係なく吹き飛ばせるんじゃないかと言うが、アルミンはそれは最終手段だと答える。
それにリヴァイが、ハンジのはエレンはジークを介して始祖の巨人を支配していると推測していたが、先にジークを殺してしまえば地鳴らしは止まるんじゃないかと意見を述べる。
アルミンはそれ確かにそうだと言うが、ピークはジークの居所も同じようにわからないと言うが、リヴァイは探し出すしかない、ジークは必ずオレが仕留めるから力を貸してくれと、みんなに頼む。
ジャンはここまで来るのに仲間達も大勢殺してきた、それらを無駄にしない為にはなんだってやりますと答える。
コニーも同意し、裏切り者だと言われても世界を救う為だって思うからできた…
それはライナー達が壁を破壊したのと変わらない事であり、コニーはライナー達の辛さを知り、お前らも辛かったよなと泣く。
ライナーは今は贖えない罪だ。
だから、一人でも多くの人間を救おうとコニーを励ます。
ジャンもオレ達は同じだ、人を救う為に人殺しになったと言う。
ライナーはエレンにもそれを言われたが、それから思うに、単なる勘だがエレンは止めて欲しいと思っているんじゃないかと感じると語る。
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それにアルミンも疑問に思っていた事を語る。
エレンは今、全ての巨人とエルディア人に影響を与える事ができるはずだが、自分達には何の影響もない…
ピークはエレンが自分達を放任していると言う事かと尋ねる。
アルミンは自分達に自由にやらせているように思う、まるで自分達がどうするのか試すみたいに…とそれに答える。
ライナーは人類虐殺なんかとても耐えられるものじゃない、自分なら始祖の巨人の力を誰かに任せるか、終わらせて欲しいと思うと口にするが、その時に、オニャンコポン以外の全員の意識が『道』につながる!
突然の事に混乱しながらも、其れがエレンの意思だと誰もが理解する。
アルミンはエレンに呼びかける!
もう充分だ!
これだけ力を見せつけたら不可侵条約を結んでる全て終わらせる事ができる!
島は大丈夫だから、これ以上誰も殺す必要はない!
エレンをここまで追い込んだのは自分達だ!
悪かったからもう止めてくれと!
ジャンやコニーもそれぞれにもうやめてくれと呼びかけ、ミカサも、一緒に罪を背負いたい、自分達にも同じ罪がある…だからもう遠ざけないで、帰ってきてと懇願する。
しかし、エレンは地鳴らしは止めない。
オレは自由を手に入れる為に世界から自由を奪う。
だが、お前達からは何も奪わない、お前達は自由だ。
お前達を呼んだのは話し合いは必要ないと話す為…
始祖ユミルと共に現れた少年の姿のエレンはそれだけを告げてアルミン達の意識を道から現実に戻すのだった…
一方、アニはキヨミ達と共に数日かけて、おそらくは無事ではないだろうヒィズル国を目指す…
キヨミはジークとエレンをむすびつけた事が地鳴らしに繋がったと、自分の罪を悔いていた。
ただ損も得もなく、他者を尊ぶ気持ちを持てなかった自分の振る舞いに後悔しからないと…
アニもそれを自分に重ねるが、もう遅いと呟く。
そこにガビとファルコがやってきて、ファルコが最近夢を見るんだと言い出す。
ファルコはジークの脊髄液で巨人化している為、ガリアードから受け継いだ顎の特徴だだけでなく、ジークの獣の特徴も発現しており、その記憶を見る事ができている。
一番よく見るのは雲の上を飛んでいた記憶…
そして、それが自分にもできるような気がするという。
しかし、それを試せば船が無事では済まないとアニは無理だと言うが、キヨミはこれ以上後悔を増やすことになるなら、船が沈んでも構わないと言う…
一方、アニ父達はレベリオでの暴動がうまくいったのかマーレの軍用列車を強奪し、生き延びる為に飛行船を手に入れようとスラトア要塞に向かっていたが…
要塞からは飛行船部隊が発進していた!
目標は迫り地鳴らし!
スラトア要塞の飛行船部隊は地鳴らしに爆撃を敢行しようとしていた!