キングダム820話考察|現実を受け入れるとき
自分は韓の王族で国の決定事項に大きく影響を及ぼすほど口を挟める立場にある。
寧姫自身も心の中では洛亜完将軍や博王谷将軍が国を守ってくれると信じているし信じたいとも思っているでしょう。
しかし騰の言うように冷静に見ても秦国全体と韓の現有戦力を比較してみて圧倒的に劣っているのは事実。
韓は滅亡する…。
滅亡させようとする相手が居てそれに抗う力が無いのであれば滅亡は免れないという救いようの無い事実。
理想や願望をいくら口で並べ立てようがその口を武力と言う抗いようの無い力で塞がれてしまえば簡単に現実を突きつけられてしまいます。
寧姫は今そんな状況下にいて、ただ相手の総大将である騰はそんな現実の中でも救える命もあるのだと提案してくれているのです。
ならば自分も現実を受け止めてできることをするべきではないのか?
キングダム820話では寧姫はそのような考えから何か結論を導きだすのではないでしょうか?