六大将軍が4人になった意味|桓騎の死は中華に知れ渡る事に…
しかし、今回は王齕のように敗北した六将が生きのこったわけでもないですし、相手国は楚国のよう中華の最南端に位置し、めだたない場所で戦っていたわけでもないので、情報封鎖は難しく、ましてや王騎のように過去の大将軍というわけでもなく嬴政がこれから中華統一を目指すうえでその力となってもらうためにその力を信じて任命した矢先なだけに今回の桓騎の死そしてそれが中華全土に知れ渡るダメージはことさら秦国にとって大きなダメージかと思われます。
桓騎を倒した李牧は秦国六将である桓騎を討ち取った事を、現在大きな流れでみると戦いは劣勢である趙国の兵や民の士気をあげることに多いに利用するでしょうし、傍観者であるその他の国にしても、六将復活には肝を冷やしたかもしれませんが、復活即1人が討たれるとなれば、そら見た事か過去の六将とは違うのだと外野でワーワー士気を上げれるネタに使えそうですし、秦国にとっては六将の桓騎の死が中華全土に知れ渡るのは純粋な有能な将軍1人の死にとどまらないほどにダメージは大きなものだと考えられます。